本研究では、木造住宅の壁体内部湿気性状に防湿シートが与える影響に対する地域差を明らかにすることを目的とし、 非定常熱湿気同時移動解析プログラムWUFIにより解析し、 以下の結論を得た。
- 札幌市でシートがない場合、冬季に断熱材の屋外側が高湿度となった
- 那覇市でシートを設置する場合、夏季に防湿シート屋外側が高湿度となった
同じ工法でも、地域の気象条件により、 壁体内の湿気性状に不具合が生じるため、 各地域で非定常シミュレーションにより 確認する必要があることが確認された
外断熱コンサルタントのイーアイ:
2009年02月27日 |ページの先頭へ|