電気料金は記録的に上昇する
電気料金は、記録的なレベルに近づきつつある。 今年の冬は降雨量が少なかったので、夏の電気料金の引き上げにつながった。6月の平均電気料金は、KwHあたり42オーレ(約7円)だった。この価格は、昨年の6月に比較して60%アップで、夏の価格としては記録的なものだ。
Vattenfall社は、価格上昇に対抗すべく、電気の購買に関する3年契約を勧めている。
Vattenfall社によると、自然界さらに河川などの全般的な水不足が、電気料金の価格上昇の原因だそうだ。
ガソリンの価格も引き続き上昇する
ガソリンの価格も驚くべきスピードで上昇している。昨日、Statoil社が95オクタンの無鉛ガソリンを、1リットルあたり12,74 クローネの記録的な価格に引き上げた。この値上げは、この4日間中で2回目のものだ。
価格はもっと上がるものと思われている。より高度のオクタンのガソリンは、すでに1リットルあたり13クローネの壁を破っている。
「中近東での闘争にともなう政治的な不安が原油価格を上昇させている。」と、Statoil社のへレーナ フォーンステッド広報部長は語っている。
しかも、USAでは夏休みの時期なのでガソリンの需要は最大になっている。
金利が引き続き上昇する
住宅ローンの金利は、つい先日の市場金利の引き下げがあったにもかかわらず、この秋には引き続き上昇するとみられている。このように、受託融資機関SBABの金利専門解析家のトーマス ポウセッテ氏は語っている。
世界的な政治情勢の不安のために、多くの投資家達が、投資のほこ先を株式から証券に切り替えたことにより、市場金利を引き下げたが、トーマス ポウセッテ氏によると、こういった現象は、一時的なものとのことだ。