札幌における壁断面の湿気分布
図1のように、札幌ではシートなしの場合、合板と断熱材の 境界付近を中心に広い部位で80%RH以上の高湿度を示した。
また、シートありの場合、ほぼ80%RH以下であった。
図1 札幌におけるシートなしの場合の壁断面の湿気分布(左:シートなし、右:シートあり)
東京の壁内湿気分布
図2のように、シートなしの場合、 合板と断熱材の境界面のごく近くでのみ、80%RH以上の高湿度を示したが、 その他の部位はほぼ80%RH以下であった。
また、シートありの場合、防湿シート屋外側付近で高湿度を示した 。
図2 東京におけるシートなしの場合の壁断面の湿気分布(左:シートなし、右:シートあり)
那覇の壁内湿気分布
図3のように、 シートなしの場合、ほぼ80%RH以下であった。
シートありの場合、防湿シートと断熱材の境界を中心に広範囲で高湿度を示した 。
図3 那覇におけるシートなしの場合の壁断面の湿気分布(左:シートなし、右:シートあり)
外断熱コンサルタントのイーアイ:
2009年02月06日 |ページの先頭へ|