WUFI(ヴーフィ)Pro5.1Verに日本語のヘルプがつきました

ドイツ・フラウンホーファー建築物理研究所が開発した非定常熱湿気同時移動解析プログラム”WUFI”の5.1Verに日本語のヘルプがつきました。


英語表記の画面を開いて、(ヘルプ)をクリックすると日本語でその画面の解説があらわれます。日本語のヘルプは、フラウンホーファー建築物理研究所の日本人研究員・田中絵梨さんが担当し、単なる翻訳とはことなり用語や背景をわかり易く解説しています。


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WUFIの画面と日本語ヘルプ


また、建築物理の基礎である熱と湿気に関する様々な情報が日本語で紹介されています。
例えば、平衡含水率曲線・水分拡散係数・湿気に依存する熱伝導率・特別な材料(空気層・シート)・気象データ(放射・温度・湿度・雨・風・大気圧)などの関する情報が載っています。ヘルプは、A4サイズで約200ページの情報がつまっています。

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ようこそWUFIへ


WUFIは次のようなことを調べるのに適しています。
1.建材中の湿気が放湿されるのにかかる時間
2.建築部位における結露の危険性
3.外表面にあたる降雨の影響
4.改築や改修による影響
5.建物の使用方法の変化や異なる気候区における、屋根や壁の構造の熱と湿気の挙動
6.WUFIは建材や建築部位の開発および改善のためのツールです。また、例えば高機能な防湿シートの開発などにも役に立ちます。


WUFIは建築部位における複雑な湿気輸送の現象について、分かりやすく結果を見ることができるので、熱と湿気の輸送の原理や相互作用を明らかにし、設計者や建築家の判断の助けになります。また、入力や出力の画面が視覚的に分かりやすく表示されるので、教育や宣伝にも適しています。
WUFIは建材メーカーや設計者、建築事務所、工務店、ゼネコンの担当者だけでなく、環境工学を学ぶ学生や研究者の方々に向いています。

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WUFIにできること


WUFIには拡張アメダスデータをWUFI用にフラウンホーファー建築物理研究所において変換した日本の気象データが入っています。納沙布岬から沖永良部島まで、全国842ヶ所の気象データを活用できます。

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全国842地点 日本の気象データ


また、各地の最高最低平均気温、最高最低平均相対湿度、日射・雨量についても表示されます。


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最高最低平均気温、最高最低平均相対湿度、日射・雨量


ヘルプには詳しい解説が載っております。また、専門用語についてはアンダーラインがつき、クリックするとそのページに飛びます。

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WUFI Pro5.1Verの購入は下記から申し込みください。


申込書(pdf 63.8kb)


平成23年4月11日に、ドイツ・フラウンホーファー建築物理研究所より講師を招いて、IBP-WUFI Seminar in Japanを開催いたします。

IBP-WUFI Seminarパンフレット(pdf 331kb)


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