建設中の住宅において防湿シートの施工中又は施工後の配線・配管・コンセントの設置により防湿シートに穴が開くことがあります。高気密・高断熱住宅やパッシブハウスなどではより高い防湿性能が必要になります。日本のようにさまざまな気候を抱える土地での住宅などの建設にあたっては、定常計算では考慮されない重要な要素も考慮して建物構造を評価する。また、防湿は室内からの湿気の輸送だけではなく、総合的に考慮した計画が必要になります。

断熱性能がいいほど、防湿対策が必要!

気密クラス
防湿シートに穴が開いた場合、WUFIでは、室内空気からの湿気の侵入として考慮します。

気密性の考慮
WUFIにおける計算方法について

1.Assembly画面の防湿シートを開き、右手のSources.Sinksをクリックする

2.次にNew Moisture Sourceをクリックして画面を開く
住宅の設計にあたって、壁・屋根・基礎など建物部位が適するかどうかは、建物の使用状態と気候に左右される。気候が異なれば、この建物部位が適するとは限らない!外側に透湿性のある構造は、限られた気候条件のもとのみで機能する!!

外側に透湿性のある構造は、限られた気候条件のもとのみで機能する!!