田中辰明先生が「ドイツ外断熱協会創立50周年記念大会」に参加されました。_終了しました

ドイツの湿式外断熱協会(本部バーデン・バーデン)の創立50周年記念大会が2007年6月14日、15日の両日ベルリンで開催された。参加者は300名という盛大なものであった。14日はベルリン市庁舎の大講堂で挙行され、協会のチーグラー会長の開会挨拶があった。


チーグラー会長の開会挨拶

湿式外断熱工法は2006年に協会傘下の企業では24,200,000平方メートル施工され順調に伸びているとの報告があった。それに続き、国土交通省カスパリック事務局長、環境省のクルーク事務局長、ベルリン市都市計画局のレーパー局長の挨拶があった。カスパリック事務局長は「外断熱を今こそやらなければいつやるのだ!」と檄を飛ばし、クルーク事務局長は先日のハイリゲンダムで行なわれたサミットの宣言を引き合いに出し、「地球温暖化防止の為に外断熱が絶対に必要である、今すぐに行動に」と述べた。レーパー局長も新築はもとより改築も外断熱はベルリン市の美化に役立つ、省エネルギーのためにも前進させよう!」と述べた。外断熱工事会社で現在最大のシュトー(Sto)社を設立したシュットマイスター氏は湿式外断熱の歴史と今後の展望について述べた。


田中先生の講演の様子

6月15日は会場をヒルトンホテルの大会議室に移し、決算報告、来年度予算の承認が行なわれ、防火、接着、断熱改修の各専門技術部会の報告が行われた。最後にこの大会にドイツの協会から招待を受けていたお茶の水女子大学田中辰明名誉教授と夏目康広康和地所代表取締役連名の講演「湿式外断熱に関する我々の研究領域ならびにドイツとの関係」が行われお開きとなった。講演内容は「1977年にサンシャイン計画で太陽熱利用実験住宅を建設した際に湿式外断熱を実施したのが始まりで、その後もいろいろ紆余曲折があったが最近やっと良さが認められ実施例も増えつつある」というものであった。そして日本の実施例の紹介が行なわれた。

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