Vol. 16 ドイツからの便り Eri通信 「外付けシャッターで夏を涼しく過ごす」

ドイツも今年は暑いです!気温が30度を超える日も珍しくなく、アイスクリーム店に長蛇の列ができています。

最近、近くに住むお金持ちのおばあさんがついにクーラーを購入しました。しかしクーラーを持っている人は、私のまわりではこのおばあさんだけで、たいていの家には扇風機すらありません。

扇風機はありませんが、窓の外側にとりつけるシャッターは多くの家についています。扇風機をOn/ Offするかわりに、ドイツ人は窓とこのシャッターをこまめに開閉して夏を凌いでいます。

まず朝起きると、窓を開けて朝の涼しい風を家中に通します。そして東側のシャッターを閉め、日射が入らないようにします。太陽が昇りきると、東側のシャッターを開けて南側のシャッターを閉めます。午後は西日が入らないよう、西側のシャッターを閉めます。寝る前には寝室の窓を開け、夜風を入れます。

つまりは「日射を入れない。涼しい風を通す。」という2つのことを守ればいいだけです。この効果は抜群で、暑い日は家の中にこもっていたくなるほどです。一日中、または何日か家を空ける時には、全てのシャッターを閉めて出かけます。(植物のために、光は入る程度に。)これを忘れて出かけると、帰りしなに「家の中が暑いんだろうなぁ。。。」と憂鬱になります。


私が住むアパートの西面。日差しの強い暑い日に撮影。みな、シャッターを下ろしている。

このような外付けシャッターは、日本にはあまりないと聞きました。私が日本にいた頃は、日射を入れないためにカーテンを閉めていました。しかしカーテンでは、日射は窓ガラスを通って部屋の中に入ってしまいます。外付けシャッターだと、窓ガラスに入る前に日差しがカットされるので、その分、部屋の中に入る熱が少なくなります。また冬には、昼間はシャッターを開けてできるだけ多くの日射を部屋に入れ、日が沈んだ後はシャッターを閉めると、窓ガラスを通って逃げる熱を少なくする効果もあります。さらには、頑丈なシャッターは防犯にもなります。そんな理由から、ドイツよりオススメしたい一品です。

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