韓国のテレビ取材を受けました。

7月8日(水)、9日(木)韓国のTV局の取材を受けた。

昨年7月のG8洞爺湖サミットに参加した韓国の政治家が、 ゼロエネルギー住宅を見て 韓国においてゼロエネルギー住宅を国民に知ってもらうために 韓国の放送協会に海外のゼロエネルギー住宅の 調査をして番組をつくるように指示した。 最初に、ドイツに向かいダルムシュタットの パッシブハウス研究所(PHI)でファイスト博士の 取材を行った。 その後、ダルムシュタット、 フランクフルト、ハノーファーに おいてパッシブハウスの取材を行った。

次に、日本での取材について、 日本パッシブハウスセンターに連絡があった。

日本では、日本パッシブハウスセンター事務所で 取材を受けたあと、鎌倉市に建設中の 「鎌倉パッシブハウス」と 長野県茅野市の「エコタウン信州」 及びパッシブ介護サービス施設「桜ハウス玉川」 を案内した。

7月8日(水)に日本パッシブハウスセンター事務所に おいて、代表の堀内が日本の現状や今後について インタビューを受けた。


インタビューをうける代表堀内

その後、車で鎌倉市に建設中のパッシブハウス、「鎌倉パッシブハウス」の取材を行 った。鎌倉パッシブハウスは、先に韓国のTVクルーが取材した、ドイツのパッシ ブハウス研究所(PHI)から認証をうけている日本で初めてのパッシブハウスである。


鎌倉パッシブハウス内部でインタビューをうける設計士の森みわさん

建物内部の撮影を終えたころ、この鎌倉パッシブハウスのオーナーであり、 作家の蓮見太郎さん が建物に到着し、インタビューが 始まった。


インタビューをうける蓮見さん

蓮見さんの本「たった一人の大きな力」は韓国語で韓国において出版されている。


韓国のTVクルーと写真中央の蓮見さん、その右が森さん

翌日、7月9日(木)は早朝から車で長野県茅野市に向かった。昼に、茅野市に完成 したエコタウン信州内のレストラン「柚子の香」で桜ハウス玉川とエコタウン信州のmm 運営母体であるタカネヒューマンサポートの田代育夫専務と合流した。


エコタウン信州

田代専務から、介護サービス施設「桜ハウス玉川」は、多くの介護サービス施設では 介護報酬収入が上がらないまま、人件費についで光熱費のコストアップが問題になっ ている。そのなかで、「桜ハウス玉川」では、デイサービス、ショートステイも10 0%稼動しており、入居者のみならず職員も快適さを訴えている。また、経営的にも 年間3,000万円のキャッシュプローがあり、5~6年で建設費用を回収できると のことで、パッシブ介護サービス施設の素晴らしさを話してくれた。


桜ハウス玉川前での韓国TVクルー

建物の外観を撮影したあと施設内に入った。丁度、デイーサービス利用者を対象とし た音楽療法の最中で施設内は太鼓の音とハーモニカ、歌声であふれていた。

最初に、田代専務からパッシブ介護サービス施設の生命である高性能熱交換換気装置 (REC-Temovex)について説明が行われた。


換気装置を撮影する韓国TVクルー

桜ハウス玉川内

施設内では、利用者の撮影とインタビューが行われ、利用者からはパッシブ介護サー ビス施設「桜ハウス玉川」の快適さが話された。 施設内部をくまなく撮影した後に、正面玄関前で記念撮影が行われた。


田代専務を中央に、左側の2名は外断熱工事を行った綿半鋼機の社員、韓国 TVクルーと通訳

主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)は7月8日、地球温暖化対策にかかわる首脳 宣言を発表した。焦点となっていた温室効果ガス排出削減については、2050年ま でに「世界全体」で少なくとも「50%」削減するという昨年の洞爺湖サミットの合 意を再確認したうえで「先進国全体が80%以上削減する」との新たな長期目標を明 記した。

「2008年1月31日のEU議会では、2011年までにEU圏の、住宅に限らず全ての新築 建築物にパッシブハウス基準又は同等の省エネ基準を満たすように義務付けをする」 となっている。

パッシブハウスは、遠い先の話ではなく、グローバルスタンダードとして、現在進行 形で世界中で取り組まれている。

我が国も韓国に遅れをとることがないように、パッシブハウスに関する情報を発信し て行きたい。

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