「建築物理」という言葉は、日本では馴染みのない言葉ですが、ドイツをはじめとする欧米諸国では、建築物理の専門家と協働で建築物を設計・施工監理しています。
しかしながら日本ではそういった協力の実態はほとんどありません。
建築物理とは建築物における様々な物理現象を解明し、実証的に活用する為の有効な手立てを立案する学問です。
建築物理の研究領域例
- 騒音・音響
- 光・照明
- 熱・エネルギー
- 室内気候
- 居住環境汚染(化学物質・微生物)
- 建築物劣化・歴史的建築物の保存
近年日本でも、省エネルギー、CO2削減対策として断熱の有効性が認識されています。断熱は建築物理のほとんどの領域にかかわる重要な要素です。
正しい建築物理の知識に基づく建物は持続可能な社会の実現に貢献します。
当社では、日本でこうした建築物がより広く深く浸透することを目指し、FhG/IBPとの業務提携を通じて、有益で実用性の高い情報を提供していきます。
→詳しくはIBPサイト「研究分野および担当者(日本語)」をご覧下さい