4月1日(火) つづき
アリングソース市でのパッシブハウスセンター、無暖房(パッシブ)保育園、ブロー ゴーデン地区における市営住宅の無暖房(パッシブ)外断熱改修を見た後、列車でイ エテボリに戻る。
早速、昨年秋に訪問したノッラ・エルブストランデン開発の無暖房市営賃貸住宅 (Hamnhuset)の建設現場に向かう。
Hamunhusetの現場は、断熱工事中であった。
また、ノッラ・エルブストランデン開発公社が 無暖房市営賃貸住宅(Hamnhuset)に 取り組む背景となった、 二つの建物(ハイハウスとパークハウス)を 近くに見た。
6月のNPOの視察では、6月23日14時から ノッラ・エルブストランデン開発公社による 無暖房市営住宅についてのプレゼンテーションを受けた後に、 展示用のアパート(無暖房住宅)の見学会が予定されている。
4月2日(水)
今日は、イエテボリ中央駅からスウェーデン鉄道(SJ)の高速列車X2000にてス トックホルムに向かう。
ストックホルムのホテルは、ガムラスタンに隣接した港に浮かんでいる船のホテル だった。
部屋は、船室のため狭く、2段ベットになっている。 荷物をおくと、すぐに北欧最大の建材・機械・設備の展示会に向かう。 会場は、Stockholmsmassonで東京有明のビックサイトと 同じような巨大見本市会場であった。
NORDBYGG(北欧建材・機械見本市)は、建材ブース・建設機械ブース・空調換気ブー スの三つに分れている。

NORDBYGG
この展示会は、問屋や建材商社向けのもので、一般客は入場できない。 入場時には、ネームプレートのバーコードでチェックされていた。
我々は、早速空調・換気ブースに向かった。
空調・換気ブースの一角に、REC社のブースがあった。
省エネ型の新製品が展示されていた。
終日、賑わいのある展示会だった。
4月3日(木)
明日は、帰国の日であるが、朝からNORDBYGG (北欧建材・機械見本市)に向かう。 前日、ゆっくり見ることができなかった、 建材やパッシブハウス用サッシを探してまわった。
断熱材メーカー(ISOVER)のブースでは、 パッシブハウスを意識した気密資材や断熱材が展示されていた。
また、4月7日に弊社が主催した 「第一回 EI技術セミナー」 で紹介した、インテリジェントシート "INTELLO"のブースもあった。
写真をとることができなかったが、フレッリソースの無暖房住宅で見た パッシブハウス用のサッシが展示されていた。 U値が0.7 Wでパッシブハウス用と書かれていた。
午後、展示場を後にしていまも建設が続いている ハンマビーショースタッド地区に向かった。 最初に、北欧最大のホームセンター "FREDELLS"に向かう。
ホームセンターを見た後、Bo02会場で、 いまも新築ラッシュが続くハンマビーショースタッド地区を見学した。
ハンマビーショースタッド地区を歩いてまわった後に、 ストックホルムの新しい街並みを見ながら、ホテルに戻った。
次回は、6月の「第八回 スウェーデン・デンマーク 地球環境と無暖房住宅の旅」 で再度この国を訪れる。 6月下旬は白夜祭が開かれ、北欧では最高の季節である。 多くの方々にこの国がめざしている福祉と環境、 省エネ技術を肌で感じていただきたいと願っています。
終わり
外断熱コンサルタントのイーアイ: 2008年04月18日|ページの先頭へ|