フラウンホーファー建築物理研究所を訪れる『トルコ・ドイツ ブルーノ・タウトと外断熱の旅』
2011年10月、お茶の水女子大学名誉教授・田中辰明博士の監修・同行で「第10回 トルコ・ドイツ ブルーノ・タウトと外断熱の旅」を実施します。 今回は、イスタンブールでブルーノ・タウトゆかりの地を回ると共にトルコの外断熱(960万㎡/2009年施工面積)を調査します。
また、2004年に訪問した世界の建築物理研究・実践の総本山、フラウンホーファー建築物理研究所(ホルツキュルヘン)再訪します。フラウンホーファー建築物理研究所(ホルツキュルヘン)は、材料の屋外暴露試験やシミュレーションを行っている世界的な研究機関です。フラウンホーファー建築物理研究所は、非定常熱湿気同時移動解析プログラム”WUFI”の開発元です。
2004年「第4回 ドイツ建築物理と外断熱の旅」フラウンホーファー建築物理研究所(ホルツキュルヘン)
フラウンホーファー建築物理研究所(ホルツキュルヘン)屋外暴露試験~1951年以来、実際の建物を建てて材料の耐久性、腐朽、錆び等について調べ、それを非定常熱湿気同時移動解析プログラム”WUFI”に反映させています。
非定常熱湿気同時移動解析プログラム”WUFI”とは
アウグスブルグでは、無機塗料を製造しているカイムファルベン社を訪問します。KEIMの無機塗料はブルーノ・タウトやバウハウス、フンデルトヴァッサーなどの色鮮やかな建物に使われ、今も色褪せていません。
KEIMの無機塗料
デッサウにてバウハウスを訪ね、ベルリンに向かいます。ベルリンでは、昨年回れなかったブルーノ・タウトの住宅群などを公共交通機関を利用して調査します。

イスタンブールでは市内観光、ミュンヘン、ベルリンでは自由時間をつくっています。 田中辰明先生の案内で、一般の旅行では得られないイスタンブール、ミュンヘン、アイゼナッハ、ベルリンの都市と文化にふれる旅を提供します。
団長 田中辰明 お茶の水女子大学名誉教授
第10回『トルコ・ドイツ ブルーノ・タウトと外断熱の旅』
ツアースケジュール(変更される場合もございます)
2011年7月15日(金)外断熱推進会議における講演内容の一部