2007年4月14日 イエテボリスポステン紙
政府は、4億2000万クロノールを2010年度まで、無料のエネルギーと環境アドバイスに使うことに決めた。一般家庭や中小企業はすでにこの春から国が資金負担をしている専門家からのアドバイスを受けることが出来るようになる。
今回のスウェーデン政府の決定は、2020年度までにエネルギーの消費効率を20%高めるというEUの目標を導入するための試みですと、Maud Olofsson(マウド オロフソン)(中央党)商務大臣は語っている。 政府の助成金で何名のエキスパートを雇用するかについては、オロフソン大臣は語りたがっていない。
「しかし、エネルギーアドバイスに関して全国的な組織をつくる予定です。これらのエキスパートのうちの誰かを一般家庭、また他の誰かを企業の専門家にする予定です。
この分野では、イタリアと日本が2つの先進国であり、これらの国々では価格に差をつけることにより、1昼夜間のエネルギーの消費を均等化しようとしている。
「安価な水力発電と原子力発電により、他の国々と違ってスウェーデンはエネルギーの使用効率をあまり考える必要がありませんでした。」と、オロフソン大臣は語っている。