12月4日(土)13時より港区芝公園の機械振興会館会議室で、横浜パッシブハウスのパッシブハウス認定に向けたパッシブハウス研究会を開催しました。
(パッシブハウス研究会風景)
パッシブハウス研究会は、長野県富士見町在住のドイツ認定パッシブハウスコンサルタントのクーラー・アンドレアさんを講師に招いてPHPP(Passive House Planning Package)の勉強会を開きました。
(講師 クーラー アンドレアさんの自己紹介)
(講師 クーラー アンドレアさん)
最初に、横浜パッシブハウスのオーナー、K氏からパッシブハウス生活体験について報告がありました。引っ越しをして2週間経過しました。毎日、朝・昼・晩に室温を記録していますが、入居以来エアコン(暖房)は殆ど使っていません。朝の室温は、無暖房で18~19℃ですが、昼には20~23℃、夜は20℃前後で室温が安定しています。
パッシブハウス研究会は、横浜パッシブハウスのパッシブハウスハウス研究所(PHI)によるパッシブハウス認定に向けて作業を依頼している認定パッシブハウスコンサルタントのクーラー・アンドレアさんを講師にPHPP(Passive House Planning Package)の内容について基礎から勉強しました。
熱伝導率と熱還流率、λ値・R値・U値・Q値について、PHPPに出てくる数値の計算理論についてなどわかり易く説明と質疑がありました。
パッシブハウス研究会は、13時から17時までの4時間の集中した勉強会になりました。後半には、PHPPによる具体的な計算を行いましたが、事前学習の効果もあり、よりよく理解できました。
パッシブハウス研究会終了後、講師のクーラー アンドレアさんを囲んで懇親を深めました。