Vol.77 スウェーデンからの手紙 プロジェクトにより高齢者の生活が向上する

2007年12月22日  イエテボリスポステン紙  

プロジェクトにより高齢者の生活が向上する

元気で健康な80歳代の高齢者に継続してとして最小限の医療行為とケアをうけるだけで暮らしてもらうためには市自治体は何をするべきだろう?これが、Livslotsというプロジェクトにより回答を見つけ出そうとしている問題の一つだ。

今年の末頃から来年早々にかけて、イエテボリ市内のオルグリューテ区とハランダ区の住民で、80歳になった方々や80歳以上の高齢者で、公共の社会サービスを一切うけていない人達は、公共の主催する健康プロジェクトに参加するよう誘いの手紙を受け取る予定だ。

このプロジェクトは、健康促進と病気の予防の活動が高齢者にどういった影響があるかを調査することが目的のものだ。健康状態とQOL(人生の質)が優れたものになるだろうか?そうなれば、医療行為とケアを受ける必要性が減少するだろうか?

「私達は家庭訪問をして、こういった元気な高齢者に、食事、現状ではどういったサービスや支援を受けているか、高齢者団体などでどの程度積極的に活動しているかなどについてのインタビューをする予定です。さらに、高齢者の方でも質問をすることができるようになっています。」と、プロジェクトレーダーのレーナ ルードホルムは語っている。

高齢者に転倒しないように教えることが一つの課題です。 「床にある電気ゴードなどをなくし、つまづきやすい絨毯を使わないようにすることなどです。さらに、住宅改造が必要であるかも調べる予定です。」

評価する

調査員と高齢者が互いに知り合いになることです。プロジェクトに参加する高齢者には、公共サービスに関して、たとえば何か質問がある場合には何処に問い合わせるかなどについての説明が行われる。

高齢者へのインタビューの結果は、オレグリューテ区、ハランダ区および初期診療所と共にプロジェクトに協力しているケア研究所の研究者により評価される予定だ。

“戦略を探している”

「可能なかぎり自立して生活することにより、ケアの必要性に影響できるような戦略を見いだそうとしています。」と、レーナ ルードホルムは語っている。

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