Vol.56 スウェーデンからの手紙 高齢者むけのベッド数は減少している

2007年3月11日 イエテボリスポステン紙

約束にもかかわらず高齢者住宅は縮小されている

総選挙を前にして、政治家達は高齢者住宅の強化を約束した。しかし、イエテボリ市の各行政区ではこの数年間の計画では、高齢者住宅のベッド数を2009年の秋までに110床減少させる予定だ。

高齢者住宅を縮小するという最終結論は、イエテボリ市の75-89歳の高齢者数がこの数年間は減少するということによるものだ。しかし、高高齢者の数と、若い年金生活者の数は増加すると予想されている。しかし、それほど多くの1940年代に生まれた人達はまだ、高齢者住宅を必要とはしていない。

複数のベッドの部屋が改造される

行政区は、2006年秋と比較して、高齢者住宅の必要性は2009年末までに約110床減少するという結論に達した。縮小は、主として複数のベッドの部屋を個室に改造することで到達させる予定だ。

2006年の選挙の年には、政治家達は、国会議員から市会議員レベルまでのあらゆるレベルで、高齢者福祉を強化しなければならないと解釈していた。高齢者住宅に入居できるかどうかのニーズ査定もより寛大なものにならなければならないと主張していると解釈されていた。

数十億クローネの投資

従って、この数年以内に数十億Krが、全国的に、市自治体が高齢者住宅を建設するための助成金として使用される予定だ。イエテボリ市の野党政党は、今年は2億Krを高齢者ケアの質向上のために特別予算として使う予定だ。イエテボリ市の市議会や行政職員の中央執行部においては、高齢者住宅への入居が容易になるということと、高齢者住宅のベッド数を減少させるということが一致できるかどうかが議論されることになるだろう。

Marina Johansson(マリーナ ヨハンソン)(社会民主党)は、イエテボリ市執行委員会の高齢者福祉の責任者だが、直ちに返答することをひかえ、この問題についてもう少し詳しく調べる必要があると答えているが、それでも大丈夫だろうと思うと答えている。

「昨年の春、市議会が高齢者福祉のために新指針を決定した際に、高齢者住宅への入居のニーズの査定の際に、身体的なニーズだけでなく社会的、人間の存在ということに関するニーズにも注目することが重要であると強調しました。この指針は現在でも有効ですし、私が理解しているかぎりでは、現在では査定がより寛大になる傾向があると思っています。」と、マリーナは語っている。

“より高度のレベルが適用されるべきだ”

マリーナ ヨハンソンが、人口の発達の予測により今後のニーズを計画できるというならば、到達目標レベルに課する次の政治的な決定までは、市の助役ヨーハン ランスゴード(穏健党)は、選挙の前の議論で政治家達が要望していた、高齢者住宅への入居に関する寛大なニーズ査定というものは浸透してはいないと述べている。

数年前に適用されていたようなより高度のレベルにそって計画されるべきです。 「私は、高齢者住宅への入居が許可される病気の程度は、市民が妥当であると考えるレベルとは一致していないと思います。私達は、安心感ということに関しては、以前よりも、より寛大にニーズを査定するべきです。しかし、孤独で安心できないというだけで、自動的に現在の高齢者住宅に入居できるというわけではありません。そのために、私達は早急に、24時間支援を提供できるような新しいタイプの住宅を見出さなければならないのです。」と、ランスゴードは語っている。

ベッド数が減少している

2006年10月1日には、4696人の人々がイエテボリ市では永久的に高齢者住宅に居住していた。1年前と比較すると71名少なくなった。イエテボリ市の行政区が承認した計画によると、さらに110ベッドを2009年までに減少させるという方針だ。

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